久々にラテン音楽を紹介。
chocquibtown-de donde vengo yo
youtubeで何か良い音楽がないかな・・・と探していたら偶然見つけた。
どうやら2010年のラテングラミーを獲得したようです。
PVの作りは安っぽいが、めちゃくちゃいい!!
どこで撮影されたものなのか・・・始めは彼らの母国?なんて思ったのですが
彼らはコロンビア人。恐らく近隣諸国なのだろうか・・・この国に行ってみたい!!
と思えるようなPVです。めっちゃ楽しそう。そしてボーカルのおねえちゃんが
かっこよすぎです。
ONDA VEGA-MAMBEADO
旅友に教えてもらった一曲。
まぁとにかく歌が下手(笑。
この下手さ加減が良いのかもしれません。ついつい聴いちゃうんですよね~。
PVもお金をかけず面白くオシャレ感ある映像を撮っている。映像も音楽も
アルゼンチン人だ!!ということが容易にわかる一品ですね。
なんだか歌は下手だけれど、楽しそうに歌っているので、まいっかという気分
にさせてくれますよ。
J king y maximan-cuando cuando es?
こちらも偶然見つけた一品。
だっさいアーティストだな・・・プエルトリカーノかぁと見ていたら、
音楽はかっこいいは、歌は上手いはで驚きました。PVをわざと
ダサく仕上げているところがまた泣かせる!
大抵これ系は超美人の水着のおねーちゃんばかりなのに、
このPVはそんなことありません!プエルトリコには行っていないですが
、やはりレゲトン発祥地なだけありますね。なかなかかっこいいですよ。
夏に向け聴いてみてくださいね~。あーまた旅の感覚を味わいたい。
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2011年6月21日火曜日
2011年6月18日土曜日
マテ茶とコシードの作り方
前回のブログに登場したMナちゃんもまた最近まで南米を旅してきた
旅人ですが、お願いをして「TARAGUI」のマテ茶を買ってきてもらいました。
「TARAGUI」のマテ茶 一袋500g
アルゼンチンのスーパーなどで売っているメジャーブランド。
(マテ茶:ビタミンが豊富でアルゼンチンやパラグアイあたりで飲まれている国民的飲物。
あの辺り一体は作物が少なく、スーパーにも野菜があまり売ってません。その上鮮度も
悪い・・・。そこでこのマテ茶。飲むサラダといわれています。これで栄養を補給している
ようです。多くの人々がマテ茶セット(水筒、茶器、ボンビージャ)を持ち歩いていますが、
良く持ち歩けるよな・・・と関心して見ていました。兎に角彼らは良く飲んでいます。日本
人がお茶を飲む以上にマテ茶を飲んでいる印象を受けました。)
以前旅した際、種類の多さにどのマテ茶を購入すべきか悩んでいたところに
宿泊先の同室のアルゼンチン人が飲んでいたものを試飲させてもらい、
飲みやすく美味しかったので「TARAGUI」を購入してみたんです。
約1年持ちましたね~。
マテ茶の飲み方は、コップ(茶器)に適量の葉を入れ、湯を注ぎボンビージャという
ストローを使用して飲むんですが、一回飲みきりではなく、お湯を継ぎ足し味が無く
なるまで、繰り返し飲めるんです。その為中々茶葉が減らず、飲みきるまで1年も経
ってしまいました。
丁度無くなりかけた頃、Mちゃんがアルゼンチンに行くとの事でお願いしました。
重いのに感謝です!!後1年はマテ茶を楽しめるだろう。
でもこれがなくったらどうしよう・・・日本で手に入るものはないかと探していたら
偶然に、「コシードの作り方のサイト」を見つけました。
コシードというのはパラグアイの飲物で、朝食にチパというもっちりパンと共に
飲まれています。この組み合わせは黄金的!!
これは是非とも作って飲みたい!!という衝動に駆られ早速、Mナちゃんの
お土産マテ茶で作ってみました。
「コシードの作り方」(2~3人前)
マテ茶・・・スプーン大さじ3杯
砂糖・・・15g
お湯・・・400cc
暖かい牛乳・・100cc
パラグアイで飲んだ味を思い出しながら、後は自分の好みの濃さに調整して
みました。実際向こうで飲まれているコシードは全体的に薄味です。
上記分量は私好みで少し濃味にしています。
後は好みで分量を変えてみてください。
フライパンにマテ茶、砂糖を加える。
弱火にしてお茶を炒ること2~3分。
香ばしい匂いが漂い、葉が茶色くなったところで
お湯と暖めた牛乳を加える。
(水と冷たい牛乳でも試してみたが、茶葉が固まりフライパンにこびり付いてしまった。
沸騰すれば固まった茶葉も解れるが、出来れば暖めたものを加えたほうが良いだろう)
茶こしで葉をこしてカップに注ぎ完成♪
パラグアイで購入したテレレ用の茶器に注いでみました。
でもこの茶器使用したのは今回で2度目。。。
普段は茶器は使用しませんね・・・普通のコップです。
あれだけ時間をかけ、悩みやっと購入したのに・・・意味無かった。
コシードがこんなに簡単に出来るなんて嬉しいかぎりです。
我が家で最近流行ってる飲物です。
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旅人ですが、お願いをして「TARAGUI」のマテ茶を買ってきてもらいました。
「TARAGUI」のマテ茶 一袋500g
アルゼンチンのスーパーなどで売っているメジャーブランド。
(マテ茶:ビタミンが豊富でアルゼンチンやパラグアイあたりで飲まれている国民的飲物。
あの辺り一体は作物が少なく、スーパーにも野菜があまり売ってません。その上鮮度も
悪い・・・。そこでこのマテ茶。飲むサラダといわれています。これで栄養を補給している
ようです。多くの人々がマテ茶セット(水筒、茶器、ボンビージャ)を持ち歩いていますが、
良く持ち歩けるよな・・・と関心して見ていました。兎に角彼らは良く飲んでいます。日本
人がお茶を飲む以上にマテ茶を飲んでいる印象を受けました。)
以前旅した際、種類の多さにどのマテ茶を購入すべきか悩んでいたところに
宿泊先の同室のアルゼンチン人が飲んでいたものを試飲させてもらい、
飲みやすく美味しかったので「TARAGUI」を購入してみたんです。
約1年持ちましたね~。
マテ茶の飲み方は、コップ(茶器)に適量の葉を入れ、湯を注ぎボンビージャという
ストローを使用して飲むんですが、一回飲みきりではなく、お湯を継ぎ足し味が無く
なるまで、繰り返し飲めるんです。その為中々茶葉が減らず、飲みきるまで1年も経
ってしまいました。
丁度無くなりかけた頃、Mちゃんがアルゼンチンに行くとの事でお願いしました。
重いのに感謝です!!後1年はマテ茶を楽しめるだろう。
でもこれがなくったらどうしよう・・・日本で手に入るものはないかと探していたら
偶然に、「コシードの作り方のサイト」を見つけました。
コシードというのはパラグアイの飲物で、朝食にチパというもっちりパンと共に
飲まれています。この組み合わせは黄金的!!
これは是非とも作って飲みたい!!という衝動に駆られ早速、Mナちゃんの
お土産マテ茶で作ってみました。
「コシードの作り方」(2~3人前)
マテ茶・・・スプーン大さじ3杯
砂糖・・・15g
お湯・・・400cc
暖かい牛乳・・100cc
パラグアイで飲んだ味を思い出しながら、後は自分の好みの濃さに調整して
みました。実際向こうで飲まれているコシードは全体的に薄味です。
上記分量は私好みで少し濃味にしています。
後は好みで分量を変えてみてください。
フライパンにマテ茶、砂糖を加える。
弱火にしてお茶を炒ること2~3分。
香ばしい匂いが漂い、葉が茶色くなったところで
お湯と暖めた牛乳を加える。
(水と冷たい牛乳でも試してみたが、茶葉が固まりフライパンにこびり付いてしまった。
沸騰すれば固まった茶葉も解れるが、出来れば暖めたものを加えたほうが良いだろう)
茶こしで葉をこしてカップに注ぎ完成♪
パラグアイで購入したテレレ用の茶器に注いでみました。
でもこの茶器使用したのは今回で2度目。。。
普段は茶器は使用しませんね・・・普通のコップです。
あれだけ時間をかけ、悩みやっと購入したのに・・・意味無かった。
コシードがこんなに簡単に出来るなんて嬉しいかぎりです。
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2011年6月5日日曜日
この男が帰ってきた。
私の旅行中のブログで、度々登場していた男。
「ラクダ」。
彼とはメキシコで会った旅仲間。
アメリカ大陸の旅を終えた段階で一旦日本帰国。
(一時帰国の様子はコチラ)
その後第二段の旅へと向かった。
そして約2年の世界一周の旅を終え遂に日本に帰国したのだ。
帰国記念としていじってみたいと思います。悪しからず。
いい笑顔ね~。
Mちゃん。共にメキシコで会ったかわいこちゃん。
(一時帰国の様子にも登場)
彼女も2度目の旅から先日帰国したばかり。
そして足元。
東京のど真ん中でこれで登場してくるとは・・・兎に角足が汚い。
そして手ぶら。旅行資金残金2000円とタバコを握り締めやってきてくれました。
有難い事です。
この男を引き連れ店へと移動。
店に入り「飲み放題120分」を注文。
店内の様子です。↓
前置:ちなみにこの男は、大の酒好きで数々の伝説的失態を繰り返しています。
メキシコで会った初日にして既に伝説を作り上げ、とても印象深い思い出となり
ました。Mナちゃんも私も、メキシコ伝説で免疫がつき、以降の失態伝説は、
軽く思えるようにまでなりました。慣れって怖いです。
一杯目のビールが空になる頃・・・
ラクダ:「喉が渇いたからウーロン茶を頼みたいんだよね~!」
と、店員さんを呼ぶ。けれど注文した飲物は・・・
「あ・・・ビール」。
それを何度か繰り返す。
私:「ウーロン茶が飲みたいんじゃないんかい!?」
ラクダ:「ん・・・でも120分しか無いから時間無いし・・・」
Mちゃん:「そんなに焦らなくても時間あるから!」
ラクダ:「ん・・・あ、すいません、あと時間どれぐらいありますか!?」
店員:「後1時間くらいです」
ラクダ:「よし。後最低5杯はビール飲めるな」と、意味不明の計算をはじき出す。
ラクダ:「うん・・・、あ・・・すいません・・・ビール」
と、一向にウーロン茶を頼む様子はない。
そして数分後・・・
ラクダ:「ビール来ねーな。時間なくなるよー。」
と我慢しきれずジョッキを手にし立ち上がり店員のところまで行ってしまった。
何故そんなに焦るのか意味不明。時間に追われているようです。
120分間でどれだけビールを飲みたいのでしょうか。
そして着席。
ラクダ:「今日はね~問題を起こしてよい最後の日だね」
と、何か問題を起こすことを宣言しました。ふざけんなという気持ちで
いっぱいです。
そして段々と酔いも回り足元はこんな状態。
トイレから戻ってくればこんな状態。
(見苦しくてすいません。けれどこれが彼の基本スタイル。常日頃前が閉まって
いることが少ないんです。旅中何人の人に注意されたことでしょう。)
そして120分が経過・・・
ラクダ:「もうビール駄目なの?後20分延長出来ないかな・・・」
と、またもや意味不明の計算をし無理なお願いをして店員を困らせる。
Mちゃん、私:「45分飲み放題を追加すればいいんじゃない?」
ラクダ:「う・・・ん。じゃビール。」
兎に角ビールしか頭にないようです。
そして着席。
ご満悦の様子。
話をしていると突然、後ろに倒れテーブルに頭をぶつけ、”ゴン”と鈍い音が
店内に響き渡り、何が起きたか誰も理解出来ず、店内が静まりかえった。
数秒後・・・
Mちゃん:「信じられない~。今の何!?」と大笑い。
一組の男子が、彼の行動に笑いながら良い反応してくれ、ラクダも満足そうに
彼らに笑顔を振りまき挨拶をし始めた。
そしてMちゃんと私にこう言った。
ラクダ:「いや~今のはね~彼らの為にやった演技ね。」
M:「何それ~!何の為にそんな事やってんの~信じられない。」
私:「彼らとは今始めて話したばかりでしょ!」
完全に危ない状態に近づいていると経験から判断し始めた頃
45分が経過した。
ラクダ:「オレ大丈夫。何かあっても自己責任だし。まだまだ飲めるから次行こう」
Mちゃん:「らくださんの意見は聞かない!あてにならないでしょ。」
と言われてる。
介抱するのはこっちなんでね・・・彼の意見は却下です。色々学んできましたから。
しばしMちゃんと相談。
流石に女子2人で担いで宿泊先まで送って行く事は不可能。
これは彼の宿泊先の近所で飲むほうが懸命と判断し移動を開始。
そして会計を済ませ店を出ようとした時、彼は出入口の自動ドアのところで
先ほど演技を披露したという彼らに挨拶をしていると、また目を疑いたくなる事が・・・
なんと
”自動ドアに挟まれ、メガネを店内に飛ばす”
という有り得ない事態が起きた・・・
相手はそれにも喜んでくれていた様子だが、こちらは恥ずかしくなり先に店を
出た。そして後からやってきて一言・・・
ラクダ:「今のもね~彼らの為にやった演技ね」
これが世界一周してきた男です。
そして移動開始。彼は千鳥足。
宿泊先のエリアは、彼が学生時代よく遊びに行っていた場所らしく、
駅に到着するなり、前が開きっぱなしのパンツのボタンを閉め始めた。
何故に今更?本当に意味がわかりません。
彼曰く、「このエリアは良く知っているから」だそうです。
兎に角移動中、しきりに「宿に行こうよ。1500円で泊れるよ。バーがあって
24時間開いているスペースがあって凄いんだよ。駅から5分だから!」
と、宿泊先をどうしても見せたいようで、取りあえずMちゃんと私が後々
困らないように、宿泊先を知っておくほうが懸命と思い、行く事にした。
駅に着くなり、「駅から・・・6分ぐらいかも」と時間が増えている。
「西口に向かいマース。コチラですよ~」
といいつつ、ここ北口なんですけど・・・
でも「大丈夫大丈夫。知ってるから。」と・・・
そして歩き始めてから、「あ・・・・10分くらいかかるかも。でも直ぐだから。」
また時間が増えました。
案の定道が分からなくなり、「あ・・・15分くらいかかちゃうかも。でも大丈夫」
と、時間は増える一方。
そして遂に迷子となりました。
宿泊先の名前を聞き出すも、覚えていない。。。道も分からない。。。
勿論宿泊先のカードも持ち合わせていない。。。
「ホステルワールド(世界中の安宿が調べられるサイト)で調べた宿なんだ。」
と言うだけ・・・。最後まで世話のかかる男です。
Mちゃんのアイフォンで検索開始。
やっとみつけた宿泊先の名前がなんと・・・「サクラホテル」。
ちょっと・・・海外の読めない文字や、長ったらしい英単語、難しい日本語なら
覚えてなくても仕方ない。が、サクラって・・・日本人にとって馴染みありすぎる単語
を覚えていないこの男って一体・・・
これが世界一周、90カ国を周り、あのキリマンジャロを登り切った男です。
宿泊先のバーで、散々Mちゃんと私に罵られ、彼のこの旅最後に起こした
問題はこれにて終了。
家に帰り、Mちゃんのお土産のマテ茶を飲みほっと一息つきました。
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「ラクダ」。
彼とはメキシコで会った旅仲間。
アメリカ大陸の旅を終えた段階で一旦日本帰国。
(一時帰国の様子はコチラ)
その後第二段の旅へと向かった。
そして約2年の世界一周の旅を終え遂に日本に帰国したのだ。
帰国記念としていじってみたいと思います。悪しからず。
いい笑顔ね~。
Mちゃん。共にメキシコで会ったかわいこちゃん。
(一時帰国の様子にも登場)
彼女も2度目の旅から先日帰国したばかり。
そして足元。
東京のど真ん中でこれで登場してくるとは・・・兎に角足が汚い。
そして手ぶら。旅行資金残金2000円とタバコを握り締めやってきてくれました。
有難い事です。
この男を引き連れ店へと移動。
店に入り「飲み放題120分」を注文。
店内の様子です。↓
前置:ちなみにこの男は、大の酒好きで数々の伝説的失態を繰り返しています。
メキシコで会った初日にして既に伝説を作り上げ、とても印象深い思い出となり
ました。Mナちゃんも私も、メキシコ伝説で免疫がつき、以降の失態伝説は、
軽く思えるようにまでなりました。慣れって怖いです。
一杯目のビールが空になる頃・・・
ラクダ:「喉が渇いたからウーロン茶を頼みたいんだよね~!」
と、店員さんを呼ぶ。けれど注文した飲物は・・・
「あ・・・ビール」。
それを何度か繰り返す。
私:「ウーロン茶が飲みたいんじゃないんかい!?」
ラクダ:「ん・・・でも120分しか無いから時間無いし・・・」
Mちゃん:「そんなに焦らなくても時間あるから!」
ラクダ:「ん・・・あ、すいません、あと時間どれぐらいありますか!?」
店員:「後1時間くらいです」
ラクダ:「よし。後最低5杯はビール飲めるな」と、意味不明の計算をはじき出す。
ラクダ:「うん・・・、あ・・・すいません・・・ビール」
と、一向にウーロン茶を頼む様子はない。
そして数分後・・・
ラクダ:「ビール来ねーな。時間なくなるよー。」
と我慢しきれずジョッキを手にし立ち上がり店員のところまで行ってしまった。
何故そんなに焦るのか意味不明。時間に追われているようです。
120分間でどれだけビールを飲みたいのでしょうか。
そして着席。
ラクダ:「今日はね~問題を起こしてよい最後の日だね」
と、何か問題を起こすことを宣言しました。ふざけんなという気持ちで
いっぱいです。
そして段々と酔いも回り足元はこんな状態。
トイレから戻ってくればこんな状態。
(見苦しくてすいません。けれどこれが彼の基本スタイル。常日頃前が閉まって
いることが少ないんです。旅中何人の人に注意されたことでしょう。)
そして120分が経過・・・
ラクダ:「もうビール駄目なの?後20分延長出来ないかな・・・」
と、またもや意味不明の計算をし無理なお願いをして店員を困らせる。
Mちゃん、私:「45分飲み放題を追加すればいいんじゃない?」
ラクダ:「う・・・ん。じゃビール。」
兎に角ビールしか頭にないようです。
そして着席。
ご満悦の様子。
話をしていると突然、後ろに倒れテーブルに頭をぶつけ、”ゴン”と鈍い音が
店内に響き渡り、何が起きたか誰も理解出来ず、店内が静まりかえった。
数秒後・・・
Mちゃん:「信じられない~。今の何!?」と大笑い。
一組の男子が、彼の行動に笑いながら良い反応してくれ、ラクダも満足そうに
彼らに笑顔を振りまき挨拶をし始めた。
そしてMちゃんと私にこう言った。
ラクダ:「いや~今のはね~彼らの為にやった演技ね。」
M:「何それ~!何の為にそんな事やってんの~信じられない。」
私:「彼らとは今始めて話したばかりでしょ!」
完全に危ない状態に近づいていると経験から判断し始めた頃
45分が経過した。
ラクダ:「オレ大丈夫。何かあっても自己責任だし。まだまだ飲めるから次行こう」
Mちゃん:「らくださんの意見は聞かない!あてにならないでしょ。」
と言われてる。
介抱するのはこっちなんでね・・・彼の意見は却下です。色々学んできましたから。
しばしMちゃんと相談。
流石に女子2人で担いで宿泊先まで送って行く事は不可能。
これは彼の宿泊先の近所で飲むほうが懸命と判断し移動を開始。
そして会計を済ませ店を出ようとした時、彼は出入口の自動ドアのところで
先ほど演技を披露したという彼らに挨拶をしていると、また目を疑いたくなる事が・・・
なんと
”自動ドアに挟まれ、メガネを店内に飛ばす”
という有り得ない事態が起きた・・・
相手はそれにも喜んでくれていた様子だが、こちらは恥ずかしくなり先に店を
出た。そして後からやってきて一言・・・
ラクダ:「今のもね~彼らの為にやった演技ね」
これが世界一周してきた男です。
そして移動開始。彼は千鳥足。
宿泊先のエリアは、彼が学生時代よく遊びに行っていた場所らしく、
駅に到着するなり、前が開きっぱなしのパンツのボタンを閉め始めた。
何故に今更?本当に意味がわかりません。
彼曰く、「このエリアは良く知っているから」だそうです。
兎に角移動中、しきりに「宿に行こうよ。1500円で泊れるよ。バーがあって
24時間開いているスペースがあって凄いんだよ。駅から5分だから!」
と、宿泊先をどうしても見せたいようで、取りあえずMちゃんと私が後々
困らないように、宿泊先を知っておくほうが懸命と思い、行く事にした。
駅に着くなり、「駅から・・・6分ぐらいかも」と時間が増えている。
「西口に向かいマース。コチラですよ~」
といいつつ、ここ北口なんですけど・・・
でも「大丈夫大丈夫。知ってるから。」と・・・
そして歩き始めてから、「あ・・・・10分くらいかかるかも。でも直ぐだから。」
また時間が増えました。
案の定道が分からなくなり、「あ・・・15分くらいかかちゃうかも。でも大丈夫」
と、時間は増える一方。
そして遂に迷子となりました。
宿泊先の名前を聞き出すも、覚えていない。。。道も分からない。。。
勿論宿泊先のカードも持ち合わせていない。。。
「ホステルワールド(世界中の安宿が調べられるサイト)で調べた宿なんだ。」
と言うだけ・・・。最後まで世話のかかる男です。
Mちゃんのアイフォンで検索開始。
やっとみつけた宿泊先の名前がなんと・・・「サクラホテル」。
ちょっと・・・海外の読めない文字や、長ったらしい英単語、難しい日本語なら
覚えてなくても仕方ない。が、サクラって・・・日本人にとって馴染みありすぎる単語
を覚えていないこの男って一体・・・
これが世界一周、90カ国を周り、あのキリマンジャロを登り切った男です。
宿泊先のバーで、散々Mちゃんと私に罵られ、彼のこの旅最後に起こした
問題はこれにて終了。
家に帰り、Mちゃんのお土産のマテ茶を飲みほっと一息つきました。
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