
ラフンタよりバスで3時間チャイテンにやってきた。

道が舗装されていない部分が目立つ・・・






銀行も無い。
ネットカフェも無い。
電話も無い。
ゴーストタウンのような街。
そして何より人を殆ど見かけない。
奇妙に思い、宿のおばちゃんに尋ねた。
どうやら2008年噴火がおきたようで、
人々はプエルトモンやチロエ島に逃げ
今現在は殆ど人が住んでいないようだ。
細々と数件の商店、宿があるだけの街
と現在はなっている。

翌朝12時に船着場へ向かう途中、なん
と目の前で船が行ってしまったのだ。
出発時間は13時のはず・・・
なにぃ!?
一瞬何が起きたのか理解出来なかった。
慌てて船会社へ向かい猛攻撃。つたない
スペイン語と日本語で文句を言いまくった。
システムの問題だとかなんだとか言ってるが
そんな事は知らん。
私は時間が10時⇒13時に変更になったと聞いた。
そして更に不安だったため、2度も会社に行き確認
をとっていたのだ。
そんな理由で納得がいく訳がない。
けれど出発した船は戻って来ない・・・次のケジョン行き便
は来週しかないと・・・
いやーーーーこんな街1日も居られない!
他に方法は無く、翌日にプエルトモン行きがあるのでそれ
に乗るしかないという。
それでは意味が無い・・・チロエ島に行きたいのだ。
落胆しはじめたその時
やはり乗り遅れたイギリス人チャリダー(自転車で旅をする人)
3人組みがやってきて、更に猛攻撃。
彼らはこういうとき強い。弁の立つ事立つ事。
更に追い討ちをかけるようにチロエ島在住の3人組みが
やってきて更に更に猛攻撃。
やはり現地の人に任せるのが一番。
どんどん攻撃してくれと思った。
ここに集まった計7名(恐らくチャイテンに宿泊していた人のみ)
が乗り遅れた結果となったのだ。
もちろん理由は皆同じ。
困った従業員は慌てて連絡を取り続け・・・
そして約1時間が経過した。
その時なんと奇跡が起こった。
船が戻ってくる!?
皆で歓声を上げた。
もう諦めてプエルトモンに行かなければ
ならないと皆で話していた矢先の出来事
だった為、本当に嬉しかった。

待ちどうしかった。



船までボートに乗って向かう事に。

13時40分。長い時間のように思われた。
奇跡的に船が戻ってきてくれ心の底から安心した。



まい、この写真は到着30分前のもの。


これにて一旦パタゴニアは終わる。

喜びの瞬間だった。
その後バスに乗り、カストロという街へ移動した。
なぜならここで以前パイネトレッキングで一緒だった
ゆかりさんと再会する予定だった。(←コチラ)
再会出来ないという状態をなんとか免れたのだった。
カストロに到着後ゆかりさんの泊っている宿に向かった。
部屋に荷物を置き、ベットに腰掛け扉を開けたまま本日
の事態を説明していた。そんな矢先、新しい宿泊客がや
ってきたようで、私はゆかりさんと話しながらそちらに目
線を向けた瞬間・・・
思わず笑った↓

しかもこのカストロで!この確立は相当低いはず・・・
同じタイミングに、同じ宿での再会。
こんなこっとってありえるの!?運命感じるわ(笑)
ここまでくると笑うしかない。

なんとか無事ゆかりさんと再会出来、また運命的
にご夫婦とも再会を果たし、奇跡的な1日を送った
ような気がした。
(10.3.15~16)

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