
やって参りました「富士山」
やっぱりこれ登ってみなきゃでしょ!!
何故、「富士山」に登ることになったか。
それは・・・
あのベネズエラで登った「ロライマ山」が初トレッキング
だったにも関わらず、連日の雨にやられ苦行状態・・・
そのためにわざわざベネズエラまで行ったのに、悔しすぎる。
これは日本に帰国したら代わりに富士山を登ってみるかと訳
の分からないことを私は言い出し、一緒に登ったメンバーの
一人「みなちゃん」を半ば無理やり誘い、登ることにしたのだ。

ガイド付、山小屋宿泊、バス往復チケット、下山後温泉入浴
と食事付というなんでもついてまっせ!!的なツアーに参加し
た。
だが実はこのツアーにガイド無しバージョンが存在していたのだ。
これまじでショック・・・
ガイド要らない・・・って思っていたのだが、ガイド無しバージョン
をHPで探しても見つからなかったので、仕方なくこのガイド付に
したのに、まさかガイド無しが存在したなんて・・・
ありええええええええん!!
てなかんじで出発です。

頑張って只管アップ・・・アップ・・・登りまくる。
こんなにも富士山を頑張って登っている人が居ます。

雲が段々下に見えてきた!!
そして標高が高いなか少しづつ少しづつ人々は
山頂を目指し頑張っているんです。

飛行機雲が・・・

さ、あと一息!もうすぐ宿泊先の山小屋だ。
てか、やっぱガイド付はめんどくさい・・・
休憩したいとき、トイレ行きたいときに自由に行けない。
みんなに合わせて列を乱さず登らなきゃいけないのは
だるい・・・。だので一眼レフを持っていたが殆ど写真
撮れなかった・・・これ悔しい!!

そして8合目到着!!
「影富士」が見えました。

徐々に陽も暮れ始め贅沢な空間がそこに広がり
一日の終わりをつげようとしていた。
本日6時間の登山はこれにて終了。

山小屋で出会ったかわいこちゃん。
はじめはこの山小屋の管理人の娘かと思ったけれど、
れっきとした登山者だった。
こんなにちっちゃくてかわいいのに、頑張って登ってき
たんだって。
彼女に会っただけで今日の疲れは吹っ飛びました。
だがこの後が地獄・・・
夜7時頃就寝・・・
だが寝れない・・・
なんと布団一組を2人で使う始末。
寝返りなんて全くうてないのだ。
敷布団は薄っぺらくて痛いし、掛けていた
寝袋は蒸し風呂のように暑い・・・
また高山にいるためか、喉の異常な渇き・・・
こんなに酷いと思わず・・・
しかも段々後頭部が重くなり・・・もしや私ってば
高山病に!?このまま登れるか不安になった。
そして午前1時半起床。
午前2時出発。
ここから約2時間で山頂だ。
45度の傾斜を登る・・・さすがに空気も薄く、少しづつ
しか歩む事が出来ない。
そして真夜中に山頂に向かう人々・・・
懐中電灯の光・・・何千人・・・何万人・・・の人々が列になって
登っていく姿は、なんだか得体の知れない宗教儀式が始まる
ような感じがした。
正直ぶきみです。

山頂到着!!
私たちは「おはちめぐり」という本当の山頂までは
断念し、茶屋でココアを飲みながらご来光を待つことに。

なんだかレイブの朝方。
ってかんじがしてしまいました。

みんな今か今かと待ち構えている。

なんか赤いものが見えた!!

始めてみる不思議な光景だった。
美しいのは勿論だが、日の出とはこういうものなのかと、
とても有難いもののように思えた。
これはご来光を見る価値はありすぎる。

金曜ロードショー。
本当に赤くて美しい太陽。
本当に始めての体験をした。
朝陽を何度も見たことはあるが、こんな見え方を
したのは始めてだった。
貴重な瞬間だった。

こんな感じでご来光を見てましたよ。
でも兎に角寒い。
カメラのシャッター押すのが大変だった・・・
折角の山頂写真をと思ったのだが、寒くて・・・逆行で・・・
全滅です・・・みなちゃん!!
記念写真・・・真っ白だったよ。

日が昇りはじめてきた。
寒すぎてそろそろ下山開始。

天候に恵まれ文句なし!

雲も取れ、下界はこんな感じ。
ぞくぞくするほど周りの山々がカッコいい。

本当に素晴らしかったよ富士山。
一時は高山病か??と心配された頭痛は
単なる肩こりだった事が判明し、元気に山頂まで
登ることが出来、そして天候に恵まれ、
これで「ロライマ山」のリベンジは出来たのではない
かと安堵した。

さあさあコーラを飲みたいので下山開始。
数分後・・・
この下山が一番大変だということを気づかされた。

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